大動脈弁狭窄症の治療法
大動脈弁狭窄症に対する治療法として、次の3つの選択肢があります。
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薬による治療
薬物を用いて血管を拡張させたり、心拍数を減したりすることで心臓への負担を減らす治療。
体への負担が少ない
根治的な治療法ではないため、
効果及び効果の持続時間が
限定的である -
外科的大動脈弁置換術(AVR)
胸を開く手術(開胸術)により、十分に開かなくなった大動脈弁を人工の弁と取り替える治療。
根治的な治療法である
体への負担が大きい
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経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)または大動脈弁バルーン拡張術(BAV)
胸を開かずに、カテーテルを用いて、十分に開かなくなった大動脈弁を拡げる治療。
大きな手術のできない
患者さんにも治療ができる効果の持続時間が短い